張り込みはつらいよ

　今日のクレヨンしんちゃんは、後半が大ヒットでした。

　話は簡単で、二人組の刑事が、張り込みのために、野原一家の住むまたずれ荘に部屋を借りるというというものです。

　ですが、クレヨンしんちゃんですから、一筋縄で張り込みができるはずがありません。

　またずれ荘の2階の廊下の入り口で、いきなり三輪車に乗ったしんちゃんと遭遇してしまう二人の刑事。

　そこで若い方がうっかり、自分らは親子だと言ってしまいます。大家以外には刑事であることは隠さねばなりません。

　ですが、それは若い刑事の独断の台詞でした。勝手なことを言うなと怒る年輩の刑事。

　次の機会には、年輩の刑事が復讐するかのように、若い刑事はカード破産したのでこんなボロアパートに住む羽目になったのだと、独断で言ってしまいます。すると、若い刑事はそれに復讐するかのように、この顔だから奥さんに逃げられたと、母親に居ない理由をでっちあげます。

　それからが見物です。しんちゃんや、みさえさんに出会って話をするごとに、二人はとんでもない嘘を付き合って話はどんどんでかくなって、いつの間にか張り込みはどこかに行ってしまって……。

　さすが、クレヨンしんちゃん、唸らせる名作でありました。

　一時はテンションが下がっていたような気がしないでもないですが、またずれ荘に来てからは面白くなりましたね。一軒家に住んでいたときよりも、こっちの方が面白です。

　と～のはクレヨンしんちゃんを応援しています。

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